タイミング指導
タイミング指導は、妊娠しやすいタイミングに性交渉を行うことで自然妊娠を目指す方法です。
タイミング指導は不妊治療の入口にあたる治療です。通院頻度や費用面からみても、一番負担の少ない治療です。
対象
- ・不妊治療をこれから始めるかた
- ・排卵があるかた
- ・精液検査で問題がないかた
- ・精子不動化抗体が陰性のかた
- ・医師がお伝えしたタイミングで性交渉が可能なカップル
タイミング指導の流れ
①排卵の時期を探す
ご自宅で基礎体温測定と受診時に排卵の時期を探す検査を行って、排卵のタイミングを探していきます。生理開始11目ごろの受診の際に、まだ排卵の準備が整っていなければ、排卵前に再度のご受診をお願いしています。
②性交渉をする
排卵が近いと確認ができましたら、医師から性交のタイミングをお伝えします。
③排卵後の受診
引き続き「基礎体温測定」と「排卵の時期を探す検査」を行い、排卵があったかを確認します。排卵後の受診では、着床の条件をよくするためのホルモン補充を行うこともあります。
④妊娠確認
次回の月経が開始しない場合は妊娠しています。内田クリニックで妊娠の経過を見守り、妊娠10週ごろに産科への紹介状をお渡しします。
基礎体温測定 排卵の時期を探す検査 プレ不妊初診はこちらホルモン補充
タイミング指導は自然排卵で行うことが可能ですが、排卵や着床の条件を整えるために注射や内服薬を加えることもできます。ご希望の方は医師にご相談ください。
排卵誘発剤
- ✔卵子の発育が遅い場合
排卵まで卵子の発育に時間がかかってしまう排卵障害の場合が、排卵誘発剤の適応です
- ✔黄体機能不全の場合
黄体期サポートを加えても着床条件が整わない「黄体機能不全」の場合も、排卵誘発剤を使うことで、黄体期機能が改善できる場合があります
黄体期サポート
排卵のスイッチになる注射と、排卵後に着床の条件を整えることための注射と内服薬を服用します。
排卵誘発剤はこちら 黄体期サポートはこちらステップアップ
- ・タイミング指導を3~6周期続けても妊娠に至らない場合
- ・女性の年齢が35歳以上の場合
- ・卵管が詰まっている
- ・抗精子抗体が陽性の場合
- ・精子の状態がわるい…など
上記のような問題が見つかった場合は、ステップアップを提案します。検査で重篤な問題が見つかった場合は、3~6周期をまたず、次の治療を提案いたします。
医師が提案し、お二人の同意を得て治療はステップアップします。お二人で治療の方針についてよくご相談ください。医師や看護師へのご相談もお待ちしております。
卵管造影検査はこちら 精液検査はこちら 坑精子抗体検査はこちら 人工授精はこちら 体外受精・顕微授精はこちら費用
1周期 000円~