子宮がん検診
子宮がんは、早期に発見すれば治療が可能な病気です。自覚症状がほとんどないことも多いため、定期的な検診がとても大切です。
当院では、子宮がん検診を行っています。
子宮がんには2つのタイプがあります
- 1. 子宮頸がん(しきゅうけいがん)
- 2. 子宮体(内膜)がん(しきゅうたい(ないまく)がん)
― 子宮の入り口部分(子宮頸部)にできるがんで、20〜40代の女性にも増えています。
― 主な原因はヒトパピローマウイルス(HPV)の感染です。
ワクチン接種は予防になります。検診で早期発見が可能です。
― 子宮の奥(子宮内膜)にできるがんで、月経異常のある場合や閉経後の女性に多く見られます。
― 不正出血が主なサインとなることがあります。
検診の内容
子宮頸がん検診では、子宮の入り口から少量の細胞を採取し、がんや異形成の有無を調べます。痛みはほとんどなく、短時間で終わります。
※必要に応じてHPV検査や超音波検査を追加する場合があります。
検診を受けるおすすめの時期
1.子宮頸がん検診は20歳以上の女性に受診が推奨されています。
特に以下の方は毎年の受診(HPV検査を行うことで、3年に1回になる場合があります)がおすすめです。
- 出産経験がある方
- 性交経験がある方
- 家族に婦人科のがんがある方
2.子宮体がん(内膜)がん検診は不正出血を認める場合には基本的にはその都度の検診が必要とされています。
- 不正出血がある方(特に閉経後)
- 月経異常を認める場合
初診日のスケジュール
予約
WEBまたは診療時間にお電話ください
予診
予診票をご記入ください
診察
内診台で子宮頸部の細胞を採取します(数分で終了)。
結果
結果は後日ご説明いたします。
※市町村の助成制度を利用できる場合もあります。各自治体でご確認ください。
医師からメッセージ
当院では、医師が丁寧に対応し、プライバシーにも十分配慮しております。「検診が初めてで不安」という方も安心してご来院ください。
子宮がんは「検診で見つけられるがん」です。少しの時間で、ご自身の健康を守ることができます。どうぞお気軽にご相談ください。
